朝倉の家 ピアノのあるエントランスホール



朝倉の家 改修工事
同居している親世帯と子世帯を水廻りのみ共有した2世帯に分ける計画です。
写真は既存の外観写真。
左側の2階建て部分が昭和60年に建てられ、右側の平屋建て部分が平成10年に増築されました。
今回の改修は左側の2階建て部分が対象です。
子世帯の住まいと親世帯のリビングを設計しました。

改修の方針は既存部分をなるべく活かすこと。
外部や構造の変更は最小限にしながら、子世帯のライフスタイルに合うよう間取りを改修していきました。



改修後の外観。
玄関廻りは焼杉を貼り直し、メーターや分電盤、配線なども目立たぬように位置などを見直しました。
既存部分の外壁は新築以来初めて再塗装。
油分を吸って木達が喜んでいるようで、こちらもうれしくなります。



玄関。
玄関扉は木製引き戸とし、大きなガラス面から光を取り入れます。
網戸を造り付け、通風を図れるようにしました。



1階の床から1段下がったところにピアノを置くスペースをつくりました。
少しゆったりとしたつくりにし、エントランスホールとピアノホールを兼ねています。

明るく風通しの良いホールで、気持ちよくピアノが弾けそうです。

© Go Eto Architect & Associates All Rights Reserved.