要町の家
House in Kanamecho
3つの道路に面する敷地。そこに配置した四角い箱にバルコニーをぐるりと巻き付けた。バルコニーは2階の活動を屋外に広げ、道路からの視線を遮り、距離を取る緩衝帯として機能する。
「光溢れる家にしたい」という施主の要望を実現するため、2階の東側に吹抜けを設け、天窓や高窓から光を採り入れた。
室内に入った光は珪藻土の壁に反射し、吹抜けや階段を通し柔らかく家の中に広がっていく。
竣 工 年 :2016年
コーディネーター:鈴木晋太郎
施 工 :オオバ工務店
撮 影 :木内和美